ペイン

ストロンボリ/神の土地のペインのレビュー・感想・評価

ストロンボリ/神の土地(1949年製作の映画)
4.5
濱口竜介監督のオールタイムベストの1本。

アリーチェ・ロルヴァケルの『幸福なラザロ』への影響も多分に感じさせるような、土着的な何かを捉えんとする素晴らしいロケーションと神秘的な撮影。

厳しい現実を生々しく切る取るネオレアリズモ作品にあって、本作は格段"豊かさ"が強い。もう半ば監督のバーグマン溺愛プロモーションビデオのような作品で、当時は否定的評価が多かったのも頷ける。"バーグマンを一番可愛く撮れるのは俺だ!"と言わんばかりにバーグマンが終始惚れ惚れするような美しさ…
ペイン

ペイン