ネオレアリズモにもほどがある。これはホラーです。ロッセリーニとバーグマンがスキャンダルの末、結婚するきっかけになった作品。貧しく閉鎖的な活火山のストロンボリ島の粗野な漁師に嫁いだばかりに、バーグマン…
>>続きを読むロッセリーニ監督が押しかけ女房のバーグマンを使って撮った最初の映画。
監督と女優の私生活を反映させたかのように、
戦争難民の(ハリウッドに嫌気がさした)女性が仕方なくイタリア僻地のストロンボリ島の…
イングリッド・バーグマン当て書きの脚本なのだろう。彼女が名声も家族も捨ててロッセリーニのもとへ走ったときの作品だそうなのでバーグマンの役も映画そのものも文字通り熱量がすごい。有り体に言えば自分勝手と…
>>続きを読む戦争でリトアニアからイタリアに亡命した女が、収容所を出るために、そこで言い寄られた兵士と結婚する。しかし、兵役が終わった男は、活火山が目前にある離島で極貧暮らしの漁師だった。文化的生活を望む女に対立…
>>続きを読む本日の巣ごもり鑑賞。
ハリウッドと家族を捨ててロベルト・ロッセリーニの下に走ったイングリッド・バーグマン。
確かにバーグマン、それまでのハリウッド的な作品・演技とは一線を画している。
火山に怯え暮ら…
濱口竜介監督のオールタイムベストの1本。
アリーチェ・ロルヴァケルの『幸福なラザロ』への影響も多分に感じさせるような、土着的な何かを捉えんとする素晴らしいロケーションと神秘的な撮影。
厳しい現実…
俺にしては珍しくやけに忙かった時期に半分眠りながら見たのでデカすぎるマグロと火山以外すっかり忘れている。思い出したのはペドロ・コスタ『溶岩の家』とパゾリーニ『テオレマ』、あと田舎に住むことになるのは…
>>続きを読むイタリア・ネオリアリズモのロッセリーニ監督(当時43歳)と、ハリウッドの大スター、バーグマン(当時34歳)が邂逅した凄まじい一本。2人が大スキャンダルを起こしたいわくつきの問題作。
戦時中にゲシュ…