11月29日 DVDで鑑賞
イタリアン・ネオ・リアリズモの巨匠ロベルト・ロッセリーニがハリウッドからイングリット・バーグマンを迎えて撮ったが、撮影中にこの二人の不倫騒動を起したりした曰くつきの作品。…
第二次世界大戦後、難民の1人となってしまったカリン・ビオルセン(イングリッド・バーグマン)は自由の国アルゼンティンへ行くことを夢見ていた。しかしアルゼンティン行きの旅券が受理されず、彼女は自分にずっ…
>>続きを読む文明から切り離された限界集落の人間に囲まれ、異様な煌めきを見せるバーグマン。神は求めても現れず、人々はひたすら現状を耐え凌ごうとするわけだが、現代的な女、バーグマンはそれに耐えられず自由のため生きる…
>>続きを読むとある難民女性が結婚し、夫の故郷である辺境の火山島に移住するが、不便な生活に耐えきれず、島から脱出したがるというのがザックリとしたストーリー。
序盤は、主人公のために尽くす夫と対照的に、文句ばかり…
イングマール・ベルイマン、美貌を武器にしすぎだし、あの言動なら敵作るだろ、とは思った。
多分、人間の種類とか全部違うのだと思う。キリスト教も神も名称が同じだけで、内実は違うんだろうな。
突き詰め…
主人公も言ってるようにあんなとこ人間の住めるとこじゃないと思った。
着いた瞬間から主人公の顔が険しくて、夫が嬉しそうにしてるのは哀しいけど、あまりにもあからさまな不機嫌顔には笑ってしまった。
ラスト…
ロッセリーニとバーグマン、後の夫婦の共同制作となった記念すべき第一号作品
ここらへんから若干作風変わってきた感はあって無防備都市とかほど鮮烈さは感じなかったけれども、荒涼とした岩だらけの島はモノク…
2010/9/20鑑賞(鑑賞メーターより転載)
一人の難民女性がすがるように選んだ結婚で訪れた火山島ストロンボリ。うまくいかない夫婦仲、異端児を見つめる周囲の厳しい目、そして火山のふもとでの過酷な生…