あれはもしかして…う○こ?(いいえ泥です)
007を全部観ちゃおうのコーナー!
第7作目は「ダイヤモンドは永遠に」!
ブロフェルドの事件に片を付けたボンドは
Mから南アフリカで発掘される大量のダイヤモンドの
盗難および密輸事件の捜査を命じられる。
コネリーボンド史上、最もコミカルな映画へ。
前作がなかったことになっている…
ってのは置いといて、コネリーボンド最終作。
白髪もめっきり増えて…年取ったなぁ、ボンド。
でも、これぞボンドという謎の安定感。
前作「女王陛下の007」のレーゼンビーボンドの
迫力あるアクションを見ていると、
コネリーのアクションは少し物足りなさを感じますが
まあ、コネリーはコネリーの良さがあるわけです←
初っ端からブロフェルドとの真っ向勝負!
なかなか緊迫感がある…と思いきや
どう見ても笑わせようとしている演出に衝撃。
「ああ、やっちまった…」と思っていました。
しかし、コネリーボンド最終作だけあり
そんなガッカリさせるような映画ではないのです!
消えたダイヤモンドの捜査という一見地味な捜査は
だんだんと規模が大きくなり、最終的には
今までで一番規模の大きな事件になっているような。
しかし、なぜか演出がコミカル。
きっと中だるみを防ぐためなのでしょう。
ストーリーはなかなかよく出来ているのに
なぜ、そんな風に…と思ってしまいがちですが
しっかりとアクションで魅せてくれるんです。
特にカーチェイスのシーンはコネリーボンド史上最高。
結構スピード感のある緊迫した演出でした。
そしてセリフやキャラクターも今までより少し濃い。
ボンドのセリフはだいぶ皮肉っぽくなっています。
頭の良さをサラッとアピールする、ボンドの良さです。
さらにキャラクターの濃さには驚きますね。
謎の殺し屋カップルのメンドくささ。
嫌いだ、あいつら(笑)。
でも、彼らの「アウゥ―――!」な
ラストには笑わせてもらいました。
ああ、ブロフェルドにも笑わせてもらったよ。
毎回毎回、顔を整形しやがるのは腹立つけど←
こんなコミカルな雰囲気を醸し出す彼が、
次に出てきた時にはヴァルツの超シリアス・ブロフェルドだもんなぁ。
何はともあれ、コネリーボンドの最終作としては
「007は二度死ぬ」よりも圧倒的に(?)素晴らしかったです。
このくらいコミカルな方が見ていて楽よ。
さらばコネリーボンド!
ありがとうコネリーボンド!
(クレイグボンドより思い入れがないから別れ際アッサリ←)
ちなみに個人的には
今回のボンドガールはティファニーよりオトゥールのが好き。