140字プロレス鶴見辰吾ジラ

デスペラードの140字プロレス鶴見辰吾ジラのレビュー・感想・評価

デスペラード(1995年製作の映画)
3.6
【大人の階段登る飛び出す絵本】

あれは小学5年生くらい?TVで映画に見入ってた私は予告編が楽しみでもあった。「デスペラード」出逢っちまったよ。予告編でおったまげた。何せギターケースがロケットランチャーに。大人になるってなんだ?酒が飲める?タバコが吸える?荒々しくセックスする?それとも酔っぱらってゲロを吐き散らかす?メキシコの太陽のしたでしこたま銃をぶっ放したい!子供心に“大人“を感じた。酒場でのガンアクション最高だよ。今になっちゃ、チャンバラみたいな娯楽ガンアクションだなんて分かってるだろうが、そこがいい。俗に言う「こうゆうのでいいんだよ!」それだ。砂埃を被ったダンディズムがこんな大人になりたいの一片を作ったかもしれない。ギターケースに武器仕込むなんて飛び出す絵本だよ。トリックスターであり、男臭い憧れ。今は大人だが、心のギターケースには(バンドマンではなかった。バンドでボーカルやった経験はあるが…)ロケットランチャーが仕込まれてるぜ。