たけちゃん

デスペラードのたけちゃんのレビュー・感想・評価

デスペラード(1995年製作の映画)
4.2
"礼は言ったか?" "まだよ" "いずれな……"


ロバート・ロドリゲス監督、脚本 1995年製作
主演アントニオ・バンデラス


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、6月20日はロバート・ロドリゲス監督の誕生日です。なので、今日はロドリゲス監督に初めて出会った作品でお祝いしましょう\(^o^)/


【ロバート・ロドリゲス】
1968年6月20日、テキサス州サンアントニオ生まれ。
24歳の時に、わずか7000ドルで「エル・マリアッチ」を撮って、サンダンス映画祭で観客賞を受賞。すごいですよね~。
「エル・マリアッチ」自体は「デスペラード」の後に観たんですが、確かにお金はかかってないけど、若さ溢れるイケイケ演出で、面白い。映画としては全然違うけど「カメ止め」と似てるよね。

2001年以降に「スパイキッズ」シリーズの製作を始めましたが、驚きましたね。「デスペラード」の監督とは思えないファミリー映画ですから(ˆωˆ )フフフ…
とはいえ、僕は好きで、全作観ましたよ( ¯−¯ )フッ
「シン・シティ」とか「アリータ:バトルエンジェル」も撮っているので、アメコミ好きなんでしょう( ˘ ˘ )ウンウン

今日で52歳、まだまだこれからも楽しませてくれますよね。







さて、映画です。
はい、面白かった~\(^o^)/
いや~、オープニングから大好き過ぎる(笑)
この感じ、タラちゃん映画っぽいよね。
スティーブ・ブシェミはブシェミ役で出演(ˆωˆ )フフフ…
ビール🍺、ぬるい"チャンゴ"飲んでみて~(^o^)ノ

タラちゃんがお得意の会話劇。
盟友ロバート・ロドリゲスも同じタッチ。
で、脚本もロバート・ロドリゲスなのよ。
2人とも本当に面白い本書きますね!


今作の主人公はエル・マリアッチ。
演じるアントニオ・バンデラスは、今作でデビュー。当然、僕もこれで初めて観ましたが、速攻惚れました(笑)
いや、だって、アントニオ・バンデラス、カッコよすぎでしょ?

銃を隠し持ったギターケース。
これは「続・荒野の用心棒」のオマージュか!

"マリアッチ"って、メキシコ生まれの音楽で、その演奏をする楽団のことも指します。このエル・マリアッチは元ギタリストで、今作の仇、ブチョに手を撃たれて、ギターが弾けなくなりました。
恋人も殺され、敵討ちの旅を続けています。

実はそれだけの話で、あとはドンパチ。
でも、それがめっちゃ面白いのよ。

例えば、タラスコ・バー
凄まじい銃撃戦
サイコー\(^o^)/
まるで「男たちの挽歌」だな。
二丁拳銃がカッコよすぎる!

そして、カロリーナの本屋が襲われる場面。
後ろ向きで隣の建物に飛んで撃つ、とか。
あの炎🔥🔥🔥をバックに歩いてくるシーン、とか、ほんとサイコーですよね。

ラストバトルで登場するカンパとキーノも良かった。ギターケースがサイコーで。
こういうの、ロドリゲス監督、好きだよね。
車のボンネット上で撃つ場面でのエルのポージングが謎すぎるけど、それすら愛おしい( ˘ ˘ )ウンウン



アントニオ・バンデラス、大好きなんです。
今作で惚れて、この後、結構追っかけたんですよ。今度「マスク・オブ・ゾロ」のレビューしよう!
実は、レビューはまだですが、今日「ドクター・ドリトル」観てきたら、なんとアントニオ・バンデラスが出てました。最初、気づかなかったけど(*^-^*)ゞテヘヘ


カロリーナ役のサルマ・ハエックは、ロドリゲス監督作の常連女優ですね。
めっちゃセクシーで、好きですわ~。
情熱的で素晴らしいよね(ˆωˆ )フフフ…
羨ましいぞ、アントニオ!


ブチョ役のジョアキム・デ・アルメイダ
色んな作品に出てますが、顔と雰囲気でよく覚えてますよ。なかでも、ドラマ「24」のラモン・サラザール役は印象的かも( ˘ ˘ )ウンウン

集金人役でタラちゃんも出演。
まんま素で演じてます( ¯−¯ )フッ

ロバート・ロドリゲスの従兄弟であるダニー・トレホも殺し屋ナバハス役で出ていました。
雰囲気は「荒野の七人」でチャールズ・ブロンソンが演じたベルナルド・オライリーとジェームズ・コバーンが演じたブリットを合わせた感じだよね。



そして、タラちゃんもそうなんだけど、ロバート・ロドリゲス監督も音楽の使い方がめちゃめちゃ良いの。

そこで、音ネタ💩ウンチクンです( •̀ω•́ )و✧
まず、マリアッチ、サイコーですね。
僕もロス・ロボスとか大好きだしね、メキシコ音楽とも相性が良い( ˘ ˘ )ウンウン
ずっと後ろに流れているギターが良くてねぇ。
全体的にはロス・ロボスの曲がかなりフィーチャーされていました。


スティーブ・ブシェミが登場するシーンで流れているのは、ダイア・ストレイツの「Six Blade Knife」。これはダイアストレイツの「悲しきサルタン」で有名な1stアルバムに入っています。


昔のシーンで、マリアッチ時代のエル・マリアッチがかっこよくて。ギターがサイコーですよね~。
この曲「Cancion Del Mariachi」はロス・ロボスが参加しています。それにしても、アントニオ・バンデラス、いい男だなぁ~。


タラちゃん登場場面で流れるのはロジャー&ザ・ジプシーズの「Pass The Hatchet」。全く知らない曲なのに、あの、うっ、のかけ声が耳に残ってね。


サントラ盤で初めて知ったバンドも多いんです。
Latin Playboysは何曲も使われていたけど、全く知らないバンドだしね。リンク・レイもめちゃめちゃ良かった。
こういう新しい出会いは嬉しいのよね。


エンドロールで流れるのはTito & Tarantulaの「Back To The House」です。この、Tito & Tarantulaも全く知らなかったけど、3曲も使われていたんですよ。

2曲目はロス・ロボスの「Let Love Reign」
ロス・ロボスはサントラ盤全18曲のうち8曲とかなりの貢献度。やはりメキシコが舞台ですからね。





ロバート・ロドリゲス監督、52歳のお誕生日おめでとうございます🎉🎉🎉