ヒメ

奇跡の海のヒメのネタバレレビュー・内容・結末

奇跡の海(1996年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

監督・脚本 ラース・フォン・トリアー

ロビー・ミュラー関連。
これは観るでしょう!ってことで。

え??確かに奇跡は起きたのだけれど..
邦題って配給会社が考えるらしい
この邦題すばらしいですよね
主演の女優さんもすばらしい。
のに、私の気持ちは原題寄りで
でもよくよく考えてみると
(この作品観てから時間がかなり経過してる)

自己犠牲は"愛"の元にある
って他の映画でもそれを学んだ気がする
ダンサーインザダークも子ども愛する
お母さん(あれはラストしっかり見れない!)
ベスには強い信仰もあるし
あのベスには夫の看護は無理でしょう

キリスト教には罪のないこどもが
幼なさのままに死ぬのを
むしろ幸福とする考えがあるという
話を聞いたことあります。
ベスは純真無垢な子供のようだった

救いは姉なんですよね、
ダンサー〜も、工場の人たちや
たくさんいい人でてくるんです。

監督さんはデンマークの鬼才といわれる
有名なかた
デンマークといえばアンデルセン

子供の頃私も読んだけれど。
でもイソップの寓話も好きだった。

アンデルセンのお話は
嘆きと悲劇のお話が多いのです
自己犠牲になるお母さんのお話とか

国民性とかあるのかなぁ...
なんて、ちよっと思ってしまいました。

舞台はスコットランドの田舎町
海岸に面して囲まれた自然がとても
うつくしい。
それぞれのチャプターのOPに
70年代ロックの名曲群が
使用されているところ 映像も◎
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