健一

ユニバーサル・ソルジャーの健一のレビュー・感想・評価

ユニバーサル・ソルジャー(1992年製作の映画)
3.0
私の祖母の名前は『テル』といいます。
はい。カタカナで『テル』です。
カッコいいでしょ!😊
同時に私が暮らしていた実家の団地の近所に『ユニ』という お婆さん が一人で住んでました。
はい。カタカナで『ユニ』です。
(表札に書いてあった。)
このお婆さんは子供が大っ嫌いなようで 子供達が大声をあげながら遊んでいるとベランダから
『うるせぇー!クソガキ!撃ち殺すぞ!あっちへ行けぇー😡』と
いつも叫んでいました。
当時('92年頃)近所の子供達から こう呼ばれてました。

『ユニ婆ちゃんソルジャー』と。 😅

午後のロードショーで放送していたので録画して鑑賞。
劇場公開時鑑賞済。
恐らく 四半世紀ぶりの再鑑賞。

「ターミネーター2」が世界的に大ヒットした当時のヒットメーカーのマリオ・カサールと彼が率いるカロルコピクチャーズが『ターミネーター2の純利益』だけで製作された作品がコレ。😵

公開当時、
『一人でダメなら二人でどうだ!』と世界中で宣伝活動が行われていた作品。
なんて失礼な。😰
ヴァンダムとラングレン。
まだまだこれから人気が出るんじゃない?
っていうアクションスターとしてはまだ上昇期にいたふたりの初共演作。
しかし・・・
本作もこの作品後の ふたり も全然ダメ👎で😅、二人とも『B級アクション俳優』に。
カロルコピクチャーズは破産寸前にまで追い込まれてしまった。
本作で一番 得をしたのはローランド・エメリッヒ監督。
本作後『ディザスター監督の帝王』として君臨していきました。😃

story
ベトナム戦争での戦死者を強化兵士として蘇生させる軍の極秘実験。
だが 記憶を呼び覚ました ひとりの兵士が逃走。
後を追う兵士も過去が蘇り二人は25年の時を越えて因縁の死闘を繰り広げる・・・

正直、興奮したのは冒頭近くのユニバーサル・ソルジャー達の『人質救出作戦』と ラストの大雨の中でのヴァンダムとラングレンの肉弾アクション対決シーンだけ。😅
あとはもう『何やってんの?今?』って感じ。
当時としてはアイデアは良いのに脚本がダメな作品。
逃げる兵士(ヴァンダム)も もうちょっと 逃げ方 があるだろうし、追う兵士(ラングレン)ももう少し 追い方 があっただろうに。
舞台が ど田舎のユタ州なので何をやってもゆる〜く感じて何一つ興奮しないのは かなりの致命傷。
ヒロインを演じたアリー・ウォーカーはなかなか良かった。
美人でスタイル抜群だが、勝ち気で無鉄砲。強気な性格で仕事の鬼というキャラクターを見事に表現していて当時大好きな女優さんだった。😍

しかしやはり全体的には『A級大作』の領域を越えられず「ターミネーター2」には遠く及ばない作品として記憶されるようになってしまったアクション作品。
でもまぁ。
午後のロードショーで放送する映画としては もってこい なレベル。😅😂


劇場公開時 1992年 11月。
新宿プラザ
💺1044席
客入り 3割位(平日の朝一でしたので)。

ちなみに
ヴァンダムの父親役を演じた方は本当はロン・ハワード監督のお父ちゃん。👴
健一

健一