公開当時は特に観たい訳では無いのにフラフラっと劇場で観た記憶。ローランド・エメリッヒ監督作品だったのですね！ベトナム戦争時、ドルフ・ラングレン扮する軍曹が発狂。敵味方関係無しに殺しまくる。それを制止に来たジャン・クロード・ヴァンダムと同士討ち。その事件から25年後。謎の部隊「ユニバーサル·ソルジャー」が凶悪事件の場で解決に活躍をしていた。その舞台にドルフ・ラングレンとジャン・クロード・ヴァンダムも年齢を重ねず若い頃のままで所属していた！医者の手によりロボットの様に命令に忠実で「個」を持たない兵隊にさせられていたのだ。が、二人は記憶を取り戻し追う者と追われる者とにわかれて、当時の決着をつけるべく対決するのだった...。結構お金がかかったB級映画ですが「並の作品」にしてしまい、でもヒットを飛ばすという「エメリッヒ節」はハリウッドデビュー作から健在。SFにしては中途半端、二大アクションスターを出演させている割にはアクションにそこまで迫力や爽快感が無い。でも、決して退屈ではない。ローランド・エメリッヒ監督のブレなさに脱帽です！
