醤油屋の弟子

荒野の決闘の醤油屋の弟子のレビュー・感想・評価

荒野の決闘(1946年製作の映画)
3.2
アープ兄弟(ワイアット、モーガン、ヴァージル、ジェームズ)がカリフォルニアまで牛の群れを運んでいた途中、牛を盗まれ18歳のジェームズが殺されたところから始まります。ワイアットは街の保安官になりタウンの秩序を守ることになります。

この映画は優れた演技と優れた映像美で魅力的な作品だと思いました。ヘンリー・フォンダが演じるワイアット・アープは、冷静で正義感のある法執行官として非常に説得力があります。また、ヴィクター・マチュアが演じるドク・ホリデイも、魅力的で複雑なキャラクターとして描かれています。

私は西部劇が好きで子供の頃にテレビで良く観てました。この作品も観たことがある作品だと思って観てましたが覚えてるシーンは全く無かったので他の映画と間違えていたのだと思います。もう少しドンパチがあるのかと思ってましたが、アクション映画と言うよりドラマ優先のシナリオだったようです。

なんとなく出だしのストーリーで全体の流れが分かってしまう映画ですが西部劇好きという事とドク・ホリデイの存在で最後まで飽きずに楽しめました。

今では日本のヤクザ映画と同じで西部劇も作られる事が少なくなりました。現代の監督が作る西部劇も観てみたいものです。