うちむら

荒野の決闘のうちむらのネタバレレビュー・内容・結末

荒野の決闘(1946年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

クレメンタインの歌はここからだったんだ🎶
ワイルドな西部劇とは違い、手足が長く見えるヘンリー・フォンダ演じるワイアット・アープは胆は座ってるがジェントルマンで、銃撃戦はわずか。その銃撃戦のシーン、ひとりこちらに歩いてくるワイアット、あれはすごい、カッコいい。

仇討ちの下調べより社交ばかりしているので、弟の事忘れてる、薄情者、なんのためにこの町に残ったのか?とも思ったけど。
でも、ワイアット・アープの表情や動き、佇まいには魅せられるものがあるし、記憶に残りそうなシーンが多い。

ラストのクレメンタインとの別れ、彼方まで伸びる一本道に遠ざかる人影はたまらない哀愁を感じた。
ペーパームーンのラストもこんな感じだったけど、あちらは哀愁じゃなくて安堵感みたいなものを感じた気がする。
うちむら

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