あき

仕立て屋の恋のあきのレビュー・感想・評価

仕立て屋の恋(1989年製作の映画)
3.6
ぼくの中で記憶に焼き付いて離れない不条理系のひとつ。
4年振りに観たけど、やはりあのラストは切なすぎる。
とは言え、改めて見るとコンプライアンス欠如、人権侵害はじめ現在ではとても看過できないシーンの連続に、劇場公開時は問題なくても30数年でこれだけ環境の変化があったんだなと驚き。
あと、ラストでミシェル・ブランは”皮の手袋”してぶら下がってたのに、一瞬カットが変わってすぐ彼のシーンに戻ると”素手”でぶら下がってるという連続性のなさ。
昔はおおらかだったな。
でも、やはりこの切なさは何度見ても胸を締め付けられる。
あき

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