すえ

大列車強盗のすえのレビュー・感想・評価

大列車強盗(1903年製作の映画)
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記録

グリフィスと比較して語られることが多いため何かと軽視されがちだが、凄いのは凄いと思う。

でもアクションをカットで割れない(映画がそこまで成熟していない)ので、この映画の運動性は被写体に頼り切り。編集とカメラの運動がなく、映像にリズムが出ない。しかしカットで割れないからこそ、窓を上手く使って時間を表出しているのが良い。

とはいえ、この時代にこれは目を見張るものがある。落馬のシーンは驚いた。

2024,短編35本目 4/25
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