No.1650 2004年フランス、ギリシャ、イタリア映画
監督: テオ・アンゲロプロス
私はギリシャといえば、古代と2010年代のギリシャ危機ぐらいしか思い浮かばない。オスマントルコから独立後…
211.
比較的分かりやすいテオ・アンゲロプロスの作品。
救い一切無しエンド。
構図とかアングルも好きなんやけど、アンゲロプロスの作品は傘に凄く目が行く。なんでこんなに傘が魅力的に見えるんやろう。…
バラック集落の線路の向こうにある〈白布の丘〉の光景の素晴らしさ。水辺のそばの文字通り白い布の群。そのはためきの向こうから楽隊のメンバーがめいめい楽器を奏でながら一人ひとり現れ、ついに布を抜けると水面…
>>続きを読む【巨匠アンゲロプロスの実力が遺憾なく発揮されている】
ギリシアの巨匠アンゲロプロス監督の映画。
ロシア革命後に故国を追われてギリシアに移ってきたユダヤ人たちの運命を、象徴的な手法で映像化してい…
「エレニの旅」
テオ・アンゲロプロスによる20世紀を題材にした作品群の1作目。2作目は「エレニの帰郷」だが、アンゲロプロスが3作目の完成前に事故で亡くなったため未完のシリーズとなってしまった。
ロ…
1919年、ロシア革命により逆難民として祖国に戻ったギリシャ人たちが海岸に現れて見えない誰かと会話するところから始まるとても惹き込まれるファーストカット
大戦後に起きた内戦が終結するまでのギリシャ…