2021年 鑑賞 21-260-15
椎名誠の小説「倉庫作業員」を原作とし、「男はつらいよ」シリーズ等の山田洋次監督・脚本、「釣りバカ日誌」シリーズ等の朝間義隆脚本の、岩手県の山奥で暮らす父親と、都…
このレビューはネタバレを含みます
古い邦画は苦手で、自分から観たいと思うことは滅多にない。
ところが、今作は何故か? 観てみたい気がおき録画した👍
岩手に住む父(三国連太郎)と、その父に反発する東京に住むフリーター哲夫(永瀬正敏…
わたしが好きなのは、田舎から出てきた父親に哲夫が征子を紹介するシーン。哲夫はてっきり反対されると思い込み先走って説得を始めるが、オヤジは哲夫を制し姿勢を正して"息子をお願いします…"と頭を垂れる。そ…
>>続きを読む良い映画だった。
演技は皆素晴らしいし、脚本も良い。
平成初頭の本作公開当初には私はまだ生まれていないが、バブルが崩壊したこの時代の哀愁と都会の喧騒の雰囲気が良かった。
当方九州育ちなので、東…
『息子』
製作年1991年。上映時間121分。
田舎に住む父親と都会でフリーアルバイター生活を送る息子との対立と和解を通して、家族の真の幸福を描くドラマ。
東京でフリーターとして生活を送る哲夫。…
今さらという気もするが、後半の“父の上京”篇は、あきらかに「東京物語」をトレースした展開であり、山田洋次が「東京家族」の以前に意識的にチャレンジしたと思われる。リメイク作とは受け取られていないようだ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
以前は、この手の作品は
地味で退屈だろうと決めてかかり
「前のめりで見よう」という姿勢にはまったくならなかったのだが
このところこの手の作品が面白くてしょうがない。
●息子の帰省
●息子の恋
●父…
2021.07.18 119本目
素晴らしい!傑作すぎる!
まず役者が全員その人にしか見えない。岩手弁は上手いし、そこで何年も何十年も暮らしている人たちにしか見えない。
三國連太郎は岩手のおじ…
松竹株式会社