<息子と父、互いの思いと家族の在りようを描いた名作>
ストーリーやキャラ設定には小津安二郎「東京物語」の影響を感じるが、更に今風にして社会派の一面を色濃くした印象である。
妻に先立たれ、頑固だが老…
大都会東京で懸命に生きる息子の姿を見て、安心して東北の雪深い田舎へと一人で帰っていく年老いた父親。
家に着いて暖炉に火を入れ、子供たちも小さく妻もまだ生きていた頃の家族団らんの幻を見る。
終わり方…
この作品の永瀬正敏と和久井映見の初々しい感じは見ていて微笑ましくなる。耳が聞こえないことを知らずに上手くコミュニケーションが取れない歯がゆい感じもいいな。三國連太郎がスーパーで岩手の方言が聞こえて話…
>>続きを読む「息子」とは、あくまで主体が親父に位置していることを指す。
言うまでもなく、出来の悪い次男を巡る物語であり、三部構成のうち、その大半は若い未熟な青年に向けられている。
仕事とは、向き不向きではな…
山田監督で1番好きな作品、息子のいいでわねぇーかー
山田洋二監督で一番好きかも。
ありふれた設定の中に、聾唖の和久井映見がでてきます。
永瀬さんの作り込んだ田舎の青年がとっても良いで…
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