宍戸ジョー改め、ホセ宍戸かと思うほどメキシコに馴染んでいる若き宍戸錠。本邦初のメキシコ・ロケ、シティの革命記念日のパレードや素朴な村の佇まいや光景等、メキシコ感満載です。
豪快な宍戸錠が街中で言葉通じず本当に困っているシーンは、ゲリラ撮影ぽくて臨場感あり、また、愛らしかったです。
ドン・ガバチョの藤村有弘がパンチョ・サンチェス役で日本語話すのは良いとして、日本に出稼ぎに来ていたペドロの恋人マリアが突然日本語を話したり、周りのメキシコ人も日本語話したり、セリフが吹替えと字幕が交互になるのはご愛敬。
近年のメキシコ関連の作品は麻薬や凶悪犯罪等、よろしくないイメージばかりだけれど、昔はこういう信仰深く素朴で明るいイメージでした。