このレビューはネタバレを含みます
こんな釣り堀と風俗の一体型施設は現実にあるのか。孤独な主人公の娼婦が、同じく孤独を抱えた男に惚れて執着する愛の物語。生き物への虐待は女の排他性を表現しているのか、残虐性と愛という相反する性質の共存を表現しているのか、狙い通りだろうが不快だった。釣り針での自傷行為は、自殺未遂ということ？見てるだけで痛い。外界から断絶した環境下で育まれる愛。男と女の抱える孤独、孤独に起因する独占欲、独占欲に支配され排他的でありつつ一途な愛。原題：島は孤独と排他性の比喩、つまり主人公の女であり、ラストには男の帰るべき場所として表現されていたということ？？
