ルネ

寝取られ男のラブ♂バカンスのルネのレビュー・感想・評価

3.0
2008年公開。 監督はニコラス・ストーラー。 脚本・主演はジェイソン・シーゲル。

「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」のジェイソン・シーゲルと人気TVシリーズ「ヴェロニカ・マーズ」のクリステン・ベルが主演。 退屈な日々を送る2流作曲家のピーターは、仕事で知り合い長年交際していた女優のサラに突然の別れを切り出される。そんなピーターは傷心旅行のハワイで、新しい恋人とバカンスを過ごすサラに出くわしてしまい……。

いきなり全裸にモザイクなしのフルティン(Freedom)で別れ話をされる冒頭がすごい。 あんなに辛いフラれ方もなかなかないと思う。 

全体的にあんまり笑えなかったけど、クリステン・ベルとミュラ・クニスのセクシーさで退屈せずに観れた。 クリステン・ベルの割れた腹筋の美しさは、筆舌に尽くしがたい。 是非トレーニングメニューを教えてもらいたい。

『ブラック・スワン』(ダーレン・アロフノスキー監督が手掛けた名作)でもその魅力を振りまいていたミュラ・クニスもすごい。 ああロングでふわっとした髪型のセクシーさは神々しささえ感じた。 そしてあの身体のラインの美しさ。 プラトンが観たらイデアだと言うと思う。

ちなみに彼女は2015年にアシュトン・カッチャーと結婚しました。 デミ・ムーアも完敗したようです。

気持ち悪いロックスター演じるラッセル・ブランドも、別れた奥さんはケイティ・ペリー。 すごすぎる。

しょうもない作品ですが、「失恋のダメージは次の恋愛によってしか癒せない」という結構大切な金言を教えてくれる、ためになる作品でもありました。
ルネ

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