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戯夢人生
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目次

戯夢人生の作品紹介

戯夢人生のあらすじ

日本占領下の台湾を舞台に、ホウ・シャオシェン作品の常連俳優でもあった人間国宝的人形使いリー・ティエンルーの半生を詩情豊かに描いた作品。リー本人も語り手として登場する。カンヌ映画祭で審査員賞を受賞した。日本では長らく上映の機会が途絶えていた幻の傑作。

戯夢人生の監督

戯夢人生の出演者

原題
戯夢人生/The Puppetmaster
製作年
1993年
製作国
台湾
上映時間
143分
ジャンル
ドラマ

『戯夢人生』に投稿された感想・評価

あかね

あかねの感想・評価

4.1
人間国宝的人形使いリーティンエルーの
半生を描いたお話🌸
もちろん知らなかったですが( ´∀`)!

じいちゃんすごい可愛かった。
表紙の方だけども
雰囲気はイーストウッド風味。

長めの映画だけどこれこそ人生。

レビューしてる方ほとんど
いってるが題名素敵すぎ。
そしてこのお話をみると
この先の人生について考える。

あっちの人形使いまじで素晴らしい👏
終始見入りました。
台湾もざらざらの昔の映像もだいすき!
日本占領下の台湾が舞台。
色々感じて、色々思う。

特別な何かは求めないけど
我が人生一点の悔いなしと
死んでいくのが夢ですわ笑!

最近コメントの返事一括すぎて
本当に通知迷惑すみません🙏🙏
ちょっと色々多忙で
しばらく一括になりますが
必ずお返事はします!
mingo

mingoの感想・評価

4.0
東京フィルメックスにて20数年ぶりに上映されると聞いて、他の特集やコンペ部門蹴ってまで観たフンクイの少年と本作。至高の映画体験だった。ついでに生侯孝賢トークショーとくりゃ行くしか…いや逝くしかない。

まともなレビューのやつ1人もいねえ…寝ちゃうのわからなくもないけど、映画における表現の醍醐味を味わえないなんて本当に勿体無い。
内容はある一人の人形芝居をする男の半生が描かれるのだが、言葉で語るのが申し訳ないくらい人形師李天祿氏本人自らのナレーションを挟みながらゆったりと進む物語に注視するのみであった。

フィックスを基本とするロングでの長回しからはしたたかで、たくましく、そして伸びやかな人間の芯が見え隠れする。
トークショーでは黒澤明監督作品のスクリプターを長く務めた野上照代氏が当時の現場の人たちと新年会で普通はおめでとうと挨拶するところを、戯夢人生を見たか?と一番に聞いてたというようなお話はそれだけ当時から侯孝賢は映画人に愛されていたことがうかがえる。

また侯孝賢は黒澤明に「画面にいつも子どもがうろうろしている。なぜあんな風に撮れるのか」と訊かれたらしいが、演技は基本人に任せたい派だが黒澤監督はスターを中心にした撮影所制度の中で撮っていたので、そのような違いが生じたのではないかと分析してたのも興味深かった。

あとは原節子さんが亡くなったことに関して監督は合う俳優を見つけるとずっと使ってしまうとおっしゃっていたが、小津映画にとっての原節子、侯孝賢にとってのリーさんしかりスーチーさんであり、監督と名優の関係を語っていたのも印象深い。

とにかくラストカットの夕暮れの田園風景は往年の絵画のようで、現実はこんなにも美しいんだと思わざるを得ない絵、途轍もない。映画の核を理解するには一度では足りないのでもう一度観たい一本。傑作。
No.859[戯夢人生っていい題名だね] 50点

お薦めいただいた「風櫃の少年」でシャオシェンを封印しようとしたのだが、VHSは万年借りられてるし、第一”1001の映画2011”には「悲情城市」と本作品が載っているため、どうしても逃れられないようだ。

1895年、下関条約によって日本に割譲された台湾が1945年に日本から解放されるまでの歴史を人形芝居(布袋戯)の第一人者であるリー・ティエンルーの視点から見つめている。「童年往事/時の流れ」と同様にゆったりとした時間の流れの重ね合わせで人間を見つめているのだが、どうもティエンルーのインタビュー映像との時間の進み方が違いすぎて気になってしまう。話が進まなくなったらインタビュー映像投入してドラマパートにしやすいとこまで持ってくみたいな感じになっていて、肩透かしを喰らった気分。

また、「ミレニアム・マンボ」の圧倒的オープニングなんかを見てしまうと、時間がゆったりし過ぎていて印象的なショットがほぼない気がする。さっき見たばかりなのに、映像としては橋のロングショットしか覚えてない。また、ティエンルーの話なら布袋戯を正面から撮って欲しかったが、覚えている限り正面から撮った映像はなかった。人形より人間を見てほしいのは理解するが。

結論、「童年往事/時の流れ」の前の時代を同じ手法で繰り返しただけに過ぎない。これ以上不必要にシャオシェンのファンを怒らせたくないのだが、あと二作品だけ待っていただきたい。

追記
そういえば、劇中劇で日本兵が"ワンツーワンツー"って言いながら行進してたんだけど、これマジなん?

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