ちゃーりー

灼熱の魂のちゃーりーのレビュー・感想・評価

灼熱の魂(2010年製作の映画)
3.9
“ 知らない方がいいこともある ”

劇中2度流れる印象的な音楽、道を踏む音や、色彩の美しさを眺めて、のんきに大どんでん返しを期待していた私が、2度も息をのむとは.... 😔

ずっと観たいと思っていた映画を今年の2本目として 🎞
“ 観たいと思った映画はすぐ観るに限る ! ”
これが本作への1番の感想です !

どんでん返し映画だと聞いていたけれど、まさしくその通りであり、そんな軽い言葉で説明していいのか... ? とも思ってしまう映画でした..

旅のはじまりとおわりに出てくる “ 1+1= ? ”
みんなが誰かの子どもなわけで。
『光をくれた人』 で、レイチェルワイズが放った “ 一度、赦すだけでいい ” がゆっくりと思い出されたけれど、止まることなく通り過ぎていきました。
母親の愛は、悲しい強さで、無条件に弱いものなの ? と子どもな私は思わずにいられませんでした ...

娘役の女優さんの横顔がとことん私のタイプで、まるでルーニーマーラのようでした ... 😮‍💨♡
沈みそうな、消えてしまいそうな儚さをまといながらも、瞳には力強さが灯っているような... ✨

たくさんの方のレビューを連日見ながらも、言葉から伝わる作品の重たさに観るのを先延ばしにしていました 🤯 (笑)

このレビューを見た方がいたらどうか今すぐ観て、自分で結末を確かめて下さい !
結末を見届けた後の重たさには、絶望だけではなく、優しさも混じっているはずです 💐💌
ちゃーりー

ちゃーりー