このレビューはネタバレを含みます
衝撃‥でも胸糞とは違う。
なぜ母はこれほどまでの過酷な真実を子供たちに伝えようとしたのか。
恐らく母の半生は、拷問人とその組織への憎しみを断ち切れず、双子を心から愛せなかったのでは思う。双子は彼女にとって呪いではなかったのか?その中で知った真実。
手紙が渡されてはじめて、彼女は3人の子供たちに愛を伝えることできた。
双子で良かったと思う。お互いを抱きしめて支え合うことができる。
ラスト、ニハドが墓前に立っているのは、双子と連絡を取ったのだと思うけど、どうか彼のことも、それが叶わなかった母の替わりにに抱きしめてあげて欲しいと思う。
‥他人事過ぎるかもしれないけれど。
最初、カナダからいきなり中東に飛ぶので、なかなか物語に入るのが難しかった。
レバノン内戦を知ってたら、もっとスムーズに入れたかも。