今年1の衝撃映画に出会ってしまった。
宿命ってこういうことなのか。
これだけ何人も人類がいるのだから、このようなことが起きても不思議ではないが、あまりに辛すぎる、受け入れ難い現実。
「母と子」という関係に死ぬまで翻弄されてしまった2人の話。
戦争、宗教、対立が人の人生を捻じ曲げてしまう。それは時には人格をも変えてしまい、自分のした事を理解した時には時すでに遅し、毒が抜けないまま生きていくことになる。これから彼はどうやって生きていくのだろうか。。
放心状態で死ぬレベルってどういうこと(?)と思ったが、これは放心して衰弱死しても有り得てしまう。
映画が好きな人には、心から勧める作品。
観る前にレバノン内線予習しておくと理解しやすい。
ドゥニヴィルヌーヴの作品は結構見てきたが、1番これが好き。