湿疹

火の馬の湿疹のレビュー・感想・評価

火の馬(1964年製作の映画)
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ひさびさのパラジャーノフオールナイトにて、やはりこれが一番素晴らしかったな 『ざくろの色』以降のパラジャーノフ作品は、閉じられたフレームのなかで時としてサイレント映画や活人画のような要素を導入して、視覚情報と聴覚情報の順序を撹乱したところに強い作家性があるのだと思うが、これは音彩が豊かすぎるし、カメラも弧を描いたり急に停止したり、いろんな可能性が作家性に統一されないまま充満していて、エネルギーがすさまじい

「一日に二回私のことを思い出してよ 私は一時間に七回あなたのことを考えるのだから」
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