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キラー・エリートのヒトのネタバレレビュー・内容・結末

キラー・エリート(1975年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

CIAからの殺し請負を生業とする主人公。しかし仲間に裏切られ不具になってしまうところから物語は始まる。リハビリを経て仲間を集め、裏切り者に復讐を果たす物語…と当然思うところだが、その”リハビリ”が長い長い。映画が始まって1時間はその仲間集めとリハビリに費やされる。スロースタートにもほどがある。

まぁそれくらい硬派に作りたいシリアスな映画なのかな、と温かい目で眺めていると、そこに突如現れるのが暗殺ニンジャ集団。‥‥なんだ暗殺ニンジャ集団って。
そして短刀で襲いかかる暗殺ニンジャ集団を平然と短機関銃で一掃する主人公。いやニンジャに火気は厳禁だろ。フェアじゃない。でも殺し屋ならこれくらいダーティな方が自然か?………いやなんかもうどうでもいいわ。

どうみてもフザケてるとしか思えないシーンが多々あるが、本編は極めてマジメなのである。なにか全く新しい映画の新境地を目指したのか、はたまたただの愚作なのか、真意は不明だが、この映画がとんでもなく退屈なことは確かである。
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