前作とはうって変わって、垢抜けてテンポが良くて手に汗握る豪快なアクション大作。「ミッション・インポッシブル」ってこの路線なんだな。
荒唐無稽なガジェット、印象に残る派手な見せ場、コミカルな会話劇が良い。本作からトムの無茶なアクションが加速し始める。それに影響されてか女優達もアクションを自分たちで演じたいと願い出たとか。
ブルジュ・ハリファのシーン１つ取ってもイーサン(トム)１人ではミッションが成り立たない、チームプレイが活かされているのも良い。
本作からベンジーが現場に登場して本格的に活躍しだしたのもデカイ。その代わりルーサーがなりを潜めるのが個人的には残念だけど。
敵はイーサン達のクレムリン侵入にどうやって気づいたのか説明がないとか、ヘンドリクスが部下に成り済ましてたのは何でだっけ？とかツッコミ所はある。
しかし本作の成功のおかげで次回作がやり易くなったのは間違いないと思う。
