輪舞に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「輪舞」に投稿された感想・評価

Genichiro

Genichiroの感想・評価

3.6
すごさよりも何なのこのこだわりと面白くなってくる。フィルムを切るというメタな演出とかこの時期に既にあったのね。労作なのは間違い無いけど、そこまでハマらず。

長回し、物陰に隠れるキャメラ、仰角と俯角、ブレヒト的演出(狂言回しがフィルムを切ってしまう!)、円環構造の物語。
出てくる男たちはとにかくダサいし、情けないし、醜い。こんな男にならないように気をつけ…

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ukigumo09

ukigumo09の感想・評価

4.0

1950年のマックス・オフュルス監督作品。1902年ドイツ生まれの彼は10代の頃から舞台俳優として活動を始め、後に舞台演出家になる。ドルトムント市立劇場の初代監督になり、1926年にはウィーンのブル…

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ヒメ

ヒメの感想・評価

3.5

監督 マックス・オフェルス

リメイク版を観たのでオリジナル。
お話はほぼ同じだけど舞台がウィーン
こちらはストーリーテラーがいます。
リメイク版でもすごく思ったけど
あんなふうにワルツだ♪ポルカだ…

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伊達巻

伊達巻の感想・評価

3.9

シュニッツラーの原作は授業でちょっと読んだ。どこにいたって男ってのが自分と自分との関係を正当化しようと必死でいてかなり哀れで、同時に切ない。「世界中で起こっている」恋とか愛とか、世界中の誰もがそれぞ…

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K

Kの感想・評価

3.4
輪舞のように回り連なる幾つもの恋模様を描く。

1人の娼婦から始まり、巡り巡る恋の数々。この時代に有名な女優・男優が出ていてとても華やか。ウィットの効いた洒脱なフランス映画の一作。

ドイツ系ユダヤ人監督マックス・オフュルスが撮ったフランス映画である。狂言回し役の髭男爵俳優アントン・ウォルブルックが、ある時はカルーセルの管理人、ある時はレストランの給仕係、ある時は馬車の馭者に扮し…

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tych

tychの感想・評価

3.8

LA RONDE 1950年 97分。カップル👫の片方がまた別の人と愛を続けることで「愛の環」が繋がっていく群像劇。狂言回し(アントン・ウォルブルック)がメリーゴーランドを廻し夢見るように展開する…

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ICHI

ICHIの感想・評価

3.4
「快楽」の仮面を被った老人のダンスのあの伝説的なトラヴェリンクのような衝撃はなかったけれど、やっぱりオフィルスの移動撮影には惚れ惚れする。
カイル

カイルの感想・評価

3.5

輪舞♪な〜るほどそういうこと!
しりとりみたいに繋がって最後にまた戻るみたいな男女の恋愛というより愛欲をオシャレにカラッと描いている感じ。
当時のトップスターたちが出演していたのだろうけどシモーヌ・…

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