「ぼくの伯父さん」で有名なジャック・タチの脚本をアニメ化した作品。
このアニメはまるでサイレント映画のよう。
セリフはほとんどありません。
全て動きで心情を表しています。
絵がキレイです。
絵の具で塗ってあるかのような街並み!
看板の灯、石畳み、劇場、ショーウィンドウ。
まるで自分もそこにいるような感覚。
アニメーションなのに。
そこにちょっぴりせつないストーリー。
ジャック・タチさんの映画は観たことがなく、この映画が初めてでした。
娘さんに捧げたストーリーなので、途中とても理不尽に思うかもしれませんが親からみるとなんとなく納得します。
短い時間でしたが、情緒のある「いい映画」を観ました。