その歌唱力と男好きする魅力で流れるように物語へ誘うシュジー・ドレールの、厚かましさと夫への愛情の振り幅に困惑しながらも、劇場や芸人の猥雑さや華やかさに一歩も引けをとらないルイ・ジューヴの重厚さと軽妙…
>>続きを読む戦後間もないパリが舞台。派手な喧嘩をしながらも夫婦仲の良い夫のピアニスト、妻の歌手が映画会社を傘下に持つ好色家の資産家殺害事件に巻き込まれる。そこに二人のアリバイ作りに協力する夫の幼馴染の女性写真家…
>>続きを読む2人の女が階段を登って音楽事務所に求職へ行く、ところから部屋奥の人々へ焦点が逸れていく、その後の事件シークエンスまでかなり面白い。いかにも嫉妬深そうなハゲ夫の見た目にもシャブロル的な快楽が宿る。取調…
>>続きを読む『演劇と映画の結婚は、両者ともどもの根絶なしにはありえない』
ロベール・ブレッソン
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー「犯罪河岸(Quai des Orfevre)」
フランス映画1947年
原作…