ピンフまんがん

犯罪河岸のピンフまんがんのレビュー・感想・評価

犯罪河岸(1947年製作の映画)
3.8
「はんざいかし」と読みます。
最初は正直って、権力に操る芸能事務所社長の枕営業のトラブルのお話しかなと思っていたが(*^▽^*)そうではなかった。なかなか面白いサスペンスであるが、よく見るといろいろと斬新だ。当時ではけっこう過激なシーンもあるにはある。でもカメラマン女性って、男の方に恋しているのかと思ったが実はLGBTだったとは( ゚Д゚)。そして刑事、植民地から連れてきた男の子を溺愛って、ええ!そういう事だったのかよ刑事さん!!
でもよく見返してみたらそれなりの伏線がしっかりと含まれていたね。そもそも全然女性ダンサーやヌードに関心なかったからね。
オチ、ええ!!って思ったけどよく見たらこれもちゃんとヒントあったんだね。なかなか巧妙な脚本で、普通に見応えある。やっぱヌーヴェルヴァーグの巨匠って、メッセージ性も上手く作り上げるものだなぁと感心してしまう(( ˘ω ˘ *))。