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犯罪河岸のrainbrainのレビュー・感想・評価

犯罪河岸(1947年製作の映画)
3.8
普遍的な名作
このようなサスペンスが普遍的になったのもこの作品ありきなのだろう
しっかりオチるし、人間ドラマもあり、わかりやすく、白黒ならではの陰影等映像としても見応えあり
映画本編では街そのものについては語られないが、あらすじを読むとパリの下町、とのこと
その世界観をしっかり守っているからか、下品ではないが等身大なセリフが、本当のハードボイルドな味を出していて良い
会話やスラングやジョークだと時代やお国柄で伝わらなくなってしまうが、セリフ単体で印象に残るような脚本になっているのは何十年と残る名作にしたかったからなのかな、と勝手な妄想をした
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