このレビューはネタバレを含みます
アマプラでゴジラ映画がプライム対象になってるって気づき久々に鑑賞。前見たのは多分小学生の時…
平成ゴジラはゴジラ自体への解釈が多岐に渡っててそこが面白くもあるんだけど、厄災が来て街を襲えば人が死ぬっていう、もはや当然だし他作品ではサラッと描きがちだったところを一作目ばりに強調してきたところに魅力がある。
ゴジラと相対する存在として護国聖獣に位置付けられたバラゴン、モスラ、キングギドラの守るものが「クニ」(国土)であり、それは人間ではないという解釈も、筋が通っていていい(たとえ広義で味方の怪獣であっても暴れることで人は死にうる)。
人間ドラマは全体的にあっさりしているけど、ゴジラを倒しに行って死なないで帰還する立花中将がすごすぎ!死地に向かうことを心配して慌てる娘に「(俺でなく)他の誰かならよかったのか」って問うところがいい。
ゴジラが白目なの怖いけど本作の怪獣の造形は全部めっちゃ素敵。ただバラゴンだけやけに可愛いなーって思ってたらエンドクレジットで一体だけ造形の人が違うと判明し、我ながら目が鍛えられていると思った。