ミレニアムシリーズでの傑作。
ゴシラが悪役として、最高の仕上がりでフォルム、行動、強さが際立ち素晴らしいです。
あえて、バラゴン、モスラ、キングギドラを脇役においても、それぞれに見せ場を作り、その断末魔も鮮やかに。
で、ゴシラ対自衛隊は特に超兵器を出さずに、特殊潜行挺「さつま」をエース兵器にして、泥臭く戦って。
過去にも怪獣オールスターな作品は、数々有りましたが、この作品ほど各怪獣が生き生きと躍動しているのは他になく、且つゴシラ自体の断末魔まで描かれていて、大変良かったと思います。
で、人間側のキャストもゴシラ作品らしく多彩で。宇崎竜童の「さつま」による特攻なんてメチャカッコいいでしたね。