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殺人美学のtakのレビュー・感想・評価

殺人美学(1969年製作の映画)
3.0
ジェームズ・コバーン演ずる主人公は、冷酷な殺し屋カニンガム。請負った仕事で行ったスペインで、美しい未亡人と親しくなった彼は、次第に自分の過去と目の前の愛情について考えるようになる。標的となる引退した元殺し屋と、厳しい上司との間で心が揺らいでいく様子が印象的。

ジェームズ・コバーンのスマートなカッコよさ。アクション一辺倒な映画ではないだけに、スカッとした面白さではないが、人間ドラマの深みある異色作。
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