マーくんパパ

同棲時代-今日子と次郎-のマーくんパパのレビュー・感想・評価

同棲時代-今日子と次郎-(1973年製作の映画)
3.0
上村一夫の原作雰囲気とはこの2人ではちょっと違うかなという感じ。四畳半フォークあなたの優しさが怖かった「神田川」、貧しさに負けた「昭和枯れすすき」と当時“同棲”という言葉には特別な男女関係の響きがあった。いとも簡単に処女を捧げその翌日から同棲始める今日子21才と次郎22才、2人との綺麗過ぎて格好良過ぎ。たまに出てくる吹き出し活字セリフが上村世界、このセリフ2人にそのまま言わせても馴染まないからこうしたのかな⁉︎ 一年後の同棲記念日に贈る指輪、同棲指輪は取り外し自由だよはイイねです。今日子の友達「花粉病」でお嫁に行けない体、まだこの時期は花粉症は奇病だったんだね、同棲という形態と共に時代の移り変わり感じさせてくれる凡作でした。由美かおるで何とか最後まで観てた感じ。