いろどり

処女の泉のいろどりのレビュー・感想・評価

処女の泉(1960年製作の映画)
3.8
この時代の作品に直接的な残酷なシーンがあって、油断していた私は少しダメージ。「神の沈黙三部作」につながる神の不在をテーマにしているけど、わりといつもベルイマンなりの神(答え)を描いているところが良い。宗教の神は、厳罰や代償、報酬をもたらすものと人間が決めているけど、本来は超自然の領域にあり、人智の及ばないもの。思ったより清々しさのある終わり方だった。
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