たこす丼

処女の泉のたこす丼のレビュー・感想・評価

処女の泉(1960年製作の映画)
4.0
2020/10/23 DVD
構図(父親と一本の木)、撮影(木々を颯爽とすり抜けるインゲリ)、照明(ベッドの上の夫婦のバストショット)、どれを取ってもその無駄の無さ、実質的であり芸術的であるその様には正直驚いてしまった。話は寓話的に見えるようであるが、実のところ単純ではないと思う。そこが一見した観客には謎に映るし、より神なるものを感じさせる。
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