またしても、神の不在。
ベルイマンよ…
もはやベルイマンを観ることは一種の修行に近い。じゃ観るなよと言われても見てしまうのは、この北欧の映画作家が、得体のしれない画の破壊力とブレることない問いかけ…
教会へのおつかいだと言っても、可愛い一人娘に人気のない森の道を行かせるのは無防備すぎてダメだろうと思ったがやはりダメだった。
この映画の中で起こるような事件が実際に起こるたびに、やっぱ神様とか絶対…
祈りが通じず、不幸な出来事が起き、著しく傷つき、それでも「自分の信心が足りなかったから(間違っていたから)」と自責してしまうメンタリティ、端的に言ってDVと同じ構造に見えてしまう
でも「娘が強姦さ…
凄い
やはりベルイマン結構合うかも。
これはかなり見易いと思う。
しかしレイプのシーンがやはり相当な物議を醸しただろうなと思う。
お腹に子を宿した(彼女もレイプされた)召使いと着飾った娘は旅に出るが…
罪のない純粋無垢な存在が暴力に晒される瞬間の耐え難い苦しさ。神はなぜこんな事をと問いながら神に赦しを乞う父親を見て泣いてしまった。受難に手を差し伸べることのなかった神への信仰に縋るしかない地獄。白昼…
>>続きを読む敬虔なキリスト教徒であり、裕福な家庭に生まれた、一人娘のメレータ。
彼女は、清らかであり、清純であり、結婚するまでは処女を守り続けることを決意していた。
まるで、聖母マリアを連想させるような存在…
異教の神を密かに信仰してたイングリが最後にカリーンの亡骸の下から湧き出た泉に顔を曝した理由がいまいち難しい
父親は神の不在を嘆いた直後やったけど、あの湧き水はそれへのある種の返事として受け取られたの…