ちょうどいい

奇跡の人のちょうどいいのレビュー・感想・評価

奇跡の人(1962年製作の映画)
3.5
「ヘレンの悪いところは耳や目じゃありません。あなた方の愛や哀れみです」
ヘレンに対する哀れみと放埒の看過を是とする典型的なパターナリズムを、サリヴァンが指弾するところは瞠目。

“意味”を獲得した場面もなかなかなのだが、いかんせん昔の映画の為か、終始面白さが伴わない。

考えさせられる映画だが、ここまでの高得点では…。

障害者福祉モノは高得点になりがちだが、あくまでもストーリーの観点から評価すると普通かな。