メイプルわっふるG

ハムナプトラ2 黄金のピラミッドのメイプルわっふるGのレビュー・感想・評価

4.0
今度の敵は「ミイラにピグミーに でっかいサソリだ」
前作より9年後の1933年。主人公カップルの息子(8歳)が地獄の扉を開ける。母子ともども、好奇心ネコどころか世界を滅ぼす気質らしい。「パパってのもラクじゃない」

ロック様登場。5000年前の屈強なるスコーピオン・キング。
アヌビス神によりサソリ人間になったのは進化?といえるのか。強さは明らかに増大。CG丸出しでもヴィジュアルは大好きだ。ロック様はもっと好き。

前作の砂嵐に対し、今作では洪水の巨顔。大量の水を操った後を見て驚き。水が消え失せたのに景色が変わっていない。なみなみとあった河の水や滝はすべてCGだった模様。

前作プロペラ機に対し、今作では飛行船。FFやジブリのようなファンタジー成分増量。メタなことを言えば、この時代ではまだ大人数を運ぶ垂直離着陸機がなかったからとも。
メジャイの戦士「なぜ白人はすぐ飛びたがる?」

ミイラやピグミー(ミニミイラ)らの動きが俊敏に。
神官ミイラは外壁を疾走し、下半身なくしても懸垂しながら攻撃。
ピグミーはジャングルでゲリラ戦。吹き矢と人海戦術で翻弄。
全体的に身体能力?向上。

かと思えば、冥界神アヌビスの軍勢は5000年で劣化したようだ。古代エジプト時代、すべてを破壊し尽くしたアヌビス軍。現代人の一撃で粉々になっていく。
メジャイの12部族vs.アヌビスの軍勢。けっこうなスケールの激突シーンで間違いなく見どころの一つなんだけど。ひと当てした後の追撃が、さらなる大軍での人海戦術っておい。神の軍勢、もっと偉大さをみせてくれ。

アム・シェアーのオアシスはロック様とともにあるらしい。ピグミーミイラやジャングルに生息する動植物は5000年の歴史での自然発生なのか、アヌビス神の掌中なのか。ファンタジーでコメディなアドベンチャー映画にリアリティは不要なのに設定が気になってしまった。

絵になるシーンが多かった。夕日+ピラミッド+飛行船のシルエットは額縁に入れても良いくらい。夕日+砂漠+機関車のパターンもあり。


雑記メモ → ネタバレコメ

2020.09.05 ザ・シネマ
2020.09.03 ザ・シネマ