DVDには『アタメ〜わたしを縛って〜』という副題がついており、てっきりその手のポルノかと思って借りたら、あのアルモドバル作品だった、という、わたしがこの監督と出会った記念の一作。
スペインを代表するトップスター、ビクトリア・アヴリルとアントニオ・バンデラスが共演（と、ジャケットに書いてあった）。
精神病院を退院したリッキー（バンデラス）は、片思いしていた女優マリーンを監禁し、愛を伝えようとする…っつーよーなストーリーで、最初サイコスリラーだと思って震えながら見ていたらどう見てもギャグとしか思えない展開…と思ったらジャンルは「ロマンチックコメディ」だとよ。
はあ！？ロマンチックコメディ！？
アルモドバル版ロマンチックコメディのヒロイン・マリーンは麻薬中毒の元ポルノ女優。彼女の昔のポルノビデオを真剣に見ている車椅子の監督のシーンとかめちゃくちゃ好きだった。
わたしはこの作品でとにかくビクトリア・アヴリルという女優に惚れ込んでしまい、とにかく好き好き好きで他の作品が見たくて探しているのです。
それでまあバンデラスとビクトリアのセックスシーン、っつーのがなんていうか、アウッ！オウッ！みたいな、セックスというより腕ずもうか重量上げでもやってるみたいで全然色っぽくなかった。
さすがスペイン🇪🇸
