特殊なマニア向け。僕だけでなく、ほとんどの人は観てもつまんないと思う。
こういう映画ってどういう観客を想定しているのだろう。もともとこの種の反体制運動みたいなのが好きな人はこの映画見て萌えるのかもし…
大して説明も無いまま、観客もカメラと共に闘争のど真ん中に放り込まれる。
農民が農民らしい口調で、“農民らしくない”話題を熱を込めて語るのを聞くと、誰しもが政治と無関係ではなく全て自分たちの生活に直…
ここから三里塚で生きながらカメラを回す小川プロの七本の映画が始まる。
小川は「カメラの位置を、はっきりと闘っている農民の側におく、権力が弾圧を加え、機動隊が暴力の一撃を闘う農民に加えるならば、カメ…
二度目。"側"というものについて。心の"かわ"に沿うように、"そば"で寄り添うように。
(2022.02.07 小川紳介監督没後30年)
大傑作。冒頭から活劇のようなシーンで始まり、かと思えば闘…
現代人には無いものをみた。いい意味にせよ、悪い意味にせよ、失われたものを見た。
今の人は彼らの言い分を一笑してしまう。だけど、彼らはリアルなんだ。どこまでも、本気でそう思い、それが社会を良くすると…
亀井文夫が監督した米軍基地拡張反対運動のドキュメンタリー『流血の記録・砂川』(1957)を以前観たのを思い出す。脈々と繋がっている。にしてもこれは普通に燃える映画だ。待機する機動隊員の顔に正面から向…
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