喜連川風連

Vフォー・ヴェンデッタの喜連川風連のレビュー・感想・評価

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)
3.5
映画マトリックスを描いたウォシャウスキー兄弟の監督作品。
マトリックスとは違うより現実的な管理社会を描く。

革命に必要なのは「個人」ではなく共同幻想=仮面=物語なのかもしれない。

使用曲も革命を表したものも多かった。
例えば序曲1814は皇帝ナポレオンを打ち破った勝利の歌である。エンディングにはローリングストーンズ。
一人一人の描き方も独特。主人公が複数いるような錯覚にとらわれた。
その全てが11月5日に向かっていく姿は圧巻。

最初の爆発から最後の爆発まで目が離せない。
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