ふしん

Vフォー・ヴェンデッタのふしんのレビュー・感想・評価

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)
3.0
そう言えば、観てなかったなぁと、ふと思い、レンタル。

世界観は基本、ディストピアで、第3次世界大戦後、全体主義国家となったイングランドでは、独裁的な、狂信的な政治のもと、情報は統制され、「普通じゃない人(かなり偏見のある基準での)」はバンバン捕まえられて拷問にかけられる。
そんな政府に対して、”V”を名乗るお面をかぶったテロリストが挑戦するって話。

個人的にはこの映画は”V”の言動、立ち振る舞い、まぁつまりは生き様を楽しむ作品だと思うんですよね。知的で、紳士的で、ちょっとコミカルなところもあって、テロリストとしての狂気も持っているという。(テロをするのには理由があるので、狂気って言っていいものか疑問だけど)
そんな彼に魅力を感じる人は観ていて隅々まで楽しめると思うし、彼に魅力を感じない人は何となく流れていくように物語が終わったように感じるんじゃないかなと思います。

なので、映画を観ていて「このキャラ好きだわー」ってだけでご飯何杯かいける人にはオススメです。
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