ちょーこ

Vフォー・ヴェンデッタのちょーこのネタバレレビュー・内容・結末

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

長年怖かったガイフォークスの仮面がイケメンに見えてくる映画(本当)。

大好きなビリーアイリッシュの「bellyache」に出てくる「My V is for vendetta」という歌詞が分からなかったので、ググッたら「V for Vendetta」という映画があることが判明。
しかも数年前に友人から薦められ、観たい映画リストに入っていたことも思い出した。これで観ない理由がない。

序盤で描かれる全体主義国家と独裁者。サトラーの言うことはめちゃくちゃだけど、今の某大統領がそっくりなことを言ってて笑えない。
秘密警察へのVの逆襲は痛快で、見ていて気持ちよかった。Vなら大丈夫という安心感を持ってしまう。ダークヒーローというやつ。

対立構造が明確で、ストーリーがテンポよく進むので観やすい。

ただ、イヴィーとVの交流があまり深堀りされていないので、イヴィーが拷問で口を割らなかったところとかは、原作を読まないと説得力がないように感じる。
あとVのウィッグが終始気になった。ウケ狙いなのだろうか。

序盤の古い言い回しとかイギリス英語は最高に楽しいのでおすすめ。
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