Mariko

メンフィス・ベルのMarikoのレビュー・感想・評価

メンフィス・ベル(1990年製作の映画)
3.8
BSPでやっていたので録画して、超久しぶりに鑑賞。

WWIIの空戦を描いた作品は結構あっても、爆撃機B17の内部とそこに配置される要員をちゃんと描いたものは他に観たことがないので、それだけでも貴重。

それぞれのバックグラウンドが冒頭ナレーションでサラッと語られるだけなのでそこがちょっと薄味ではあるんだけど、それでも後半、対空砲火に遭って爆撃できない事態に陥るあたりからはかなりドラマティックに描かれていて、緊張感を持続したまま最後まで行ける。前後半のバランスと描き方がもうちょっと工夫されたら、かなりの名作だったかも。

好きなシーンは、ラストで爆撃機の帰投に最初に犬が気づいて「ハッ」って起き上がるところ。こういうのに弱い。

そして、19歳の少年兵ラスカルが”サム"(Sean Astin)だった!!!
グーニーズの5年後、LOTRの約10年前。
そもそもこういう系は複数回観るとどんどん好きになるやつなので、この"サム"を確認するために遠からずまた観るのも良いかも😊
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