ビューティフル・マインドのERのネタバレレビュー・内容・結末

この映画実話をもとにしている映画なんですね……。ラストになるまで実話と気付かなくて、それくらい「え、そうなるんか」って部分が多く波乱の多い物語だった。

今まで信頼していた人たちが幻覚だったって判明するのって、めちゃくちゃ怖くないですか。信じていたものを他人から否定されて、そして自分でも否定して現実の自分を見つめ直すってめちゃくちゃ怖い。それをやり遂げるジョン・ナッシュと周囲のタフネスに脱帽した。

どこまでが創作でどこまでが事実なのかが気になる。ナッシュとアリシアが結婚前に話してる宇宙と愛と見えないものの話とか、素敵だし展開への布石も完璧だったけれど事実なんだろうか。印象的だった。

伝記映画だからノーベル賞まで描くのは当然だと思うけれど、ラストは特に演出が美談が過ぎるようにも思えた。全然関係ないけれど、ジョン・ナッシュ教授から単位取るのめちゃくちゃ難しそう。面白かった。