うーん。博士と彼女のセオリーを観たあとに、これを観たからなのかもだけど、色々と引っかかっちゃった。
すごく映画的なんだけど、…脚色しすぎな感じもする。
まぁ、難しいのもわかる。あくまで実在の人を描くから、それにとらわれ過ぎるとドラマも弱くてつまらないし、かといって脚色しすぎると、嘘くさすぎて本当の話のような気がしない。
だから、やっぱこういうのはスピルバーグがうまいんだよなぁ、と感じた。史実や功績を、あることをあるがまま以上に、より強く描くための、嘘。そのバランスというか、それこそ脚色が。
それがこの映画は過剰に感じた。
てか、ウィキペディアの彼を読んだほうが、もっと汚くて、クズで、面白かったなぁ。もちろん、そのまま描くのは難しいのはわかるけど…。
でも、ないことをあるように描く嘘はどうかと。