このレビューはネタバレを含みます
2時間ちょいの映画の前半一時がまさかのジョンの幻覚だったと分かった時の衝撃は凄まじかった。変わり者ではあるが統合失調症か?って思ってたらチャールズもパーチャーも幻覚だったなんて。これには衝撃だった。
あんなハッキリとした幻覚が見えるのか。統合失調症の恐ろしさを痛感した。でもそんな病を抱えてるのにあたかも普通の事の様に受け入れるアメリカ社会にも衝撃だった。変人扱いされて大学へなんて足を踏み入れさせてもらえないとばかり思ってたけど違うのね。
教授専用のカフェに長年入る事をしなかったジョンが数十年ぶりに入った時に他の教授達がジョンに万年筆を置いて行くシーンに感動した。あれは敬意を表してたんだろうな。