このレビューはネタバレを含みます
約60%
今まで見てきた段階で、アカデミー賞受賞作品を面白いと思った確率です。
評価を見てもらえばわかりますが、この作品は面白かった!
そしてキャストの方も、アカデミー賞俳優ラッセル・クロウが主人公ジョン・ナッシュを演じていて(この作品でもアカデミー賞ノミネート)流石の演技を見せてくれます。
物語の方ですが、中盤、ジョンが暗号解読の任務をやらされていて、こんな方法なの?と驚いていたら、そういうことだったんですね。
エド・ハリス演じるパーチャーは怪しかったからともかく、あのルームメイトのチャールズまでもが幻だったとは‥‥‥。
思わず「チャールズ、お前もか」と言ってしまいそうになるほどビックリしちゃいました!確かに他の友達と喋ってなかったんですよね。
あの幻とずっと戦い続けなければならないのは、並大抵のことではありませんし、ジョンの奥さんもとんでもなく大変だったでしょうが、また大学に通い始めてから、少しずつ物語が好転し始めます。
みなさんも同じだと思いますが、大学で主人公の歩き方を真似して馬鹿にしてた連中には怒りを覚えました。
そんな連中とは違い、尊敬してくれる生徒たちとジョンが話している姿、そしてそれを奥さんが見つめているシーンはグッときました。
ほかにはジョンが座っているテーブルに、みんながペンを置き祝福するシーンも良かったです。
ひとりの人物の人生を描いていて、苦しんだその先にノーベル賞という報われる形で終わる展開、これは好みであり、アカデミー賞も納得の名作だと思います!
この映画が好きな人は、色々と共通点のある映画イミテーション・ゲームをおすすめします。